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診療報酬改定に向けての動き

 今日はまじめなお話。
 
2016年に診療報酬の改定が行われるそうです。
一般患者さんにとっては医療費が安くなることは助かりますしいいことです。
しかし、実際に医療に従事されている方々にはマイナスの点が多くなります。
 
点数が下がると医療の質が落ちかねない。
医療技術の進歩とともに医療にかかるコストも増加傾向であるため点数が下がるとますますマイナスになる。
したがってできるだけ安い医療材料を使う傾向になりこれも質の低下にかかわってくる。
など。
 
手術後の生存期間、手術時間、医療紛争リスクなどを評価軸に盛り込み点数決定に結び付けるとのこと。
手術の中には帝王切開のようにできるだけ短時間で終了させた方がリスクも小さく、安全性が高まる手術も
あります。
もちろんすばやく手術を終わらせるためには高い技術を要しますがそれがかえって診療点数の低下につながると
したらこんな矛盾はないですね。
また、白内障手術のように技術の向上とともに手術時間が非常に短くなっている手術もあります。
年々、診療報酬も低下しているようですが、それに伴い眼内レンズなど使用材料をできるだけ安いものへと
変えている施設も多いと聞きます。
これは質の低下につながることであり、本当に望まれる形ではないという気がします。
 
今は国際問題や医療問題など日本が抱えている問題が非常に多いですね。
一つ一つ片づけていき未来に結び付けていく必要がありますね。
  
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日本の伝統工芸が熱い

先日、大阪まで出張してきました。
目的はとある人たちにお会いすること。
その方々は、日本独自の伝統工芸の良さを見直し、技術の保存、創造性の昇華、アートとしての作品を
日本だけでなく海外にも発信していく活動を積極的に行っています。
 
みなさん、「箍 (たが)」ってご存知ですか?
そう、「箍がはずれる」の箍です。
これは樽や桶等を作る際、円形に組んだ木版の外側にこれをはめて固定するものです。
接着剤などを用いず、職人の手で緻密に組み合わされます。
いわゆる日本の伝統工芸の一つです。
この箍で固定した、お酒のグラスや、ワインクーラーを創作されており、どれも素敵な作品ばかりでした。
しかもそれだけではなく、さらに日本の伝統技術のひとつである、金箔を独自の技術で加工し融合させていました。
日本ってこれだけの芸術があるんだと感心した一日です。
作品をここでお見せできないのが残念です。
いくら私が言葉で説明してもしきれません (笑)。
 
こういうものは海外での注目が集まっているようですが、本来なら日本人がその良さを認識し守っていくべきもの
なのでしょう。
浮世絵などが海外に流出し、近年になってなんとか日本に買い戻そうという動きもその一つでしょう。

これまで、京都、パリ、東京で展示会を行っています。
今後はさらに活動の幅を広げていくことと思います。
8月にまた東京で展示会があるようです。
http://kyotocreation.wix.com/kyoto-creation
またこの場でご紹介したいと思います。
 
医療とまったく関係ないお話でしたが、とにかく日本には素晴らしいものがあるなと言う私の感想でした (笑)。

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ファブリーズで健康障害!?

 松岡修造の男臭いCMで有名なファブリーズ。
日本では知らない人がいないくらい有名な商品ですよね。
人間を含め動物はにおいに敏感です。
 
ファブリーズは招消臭だけでなく、除菌作用もあり玄関マットなどいろいろな
用途に使用されています。
ホテルや焼き肉店でも匂い消しにおいているところがあります。
 
ところが、このファブリーズが原因となるアレルギーの報告があるようです。
結局化学物質を飛散させるわけなのでそれを吸い込むと喘息反応や体調不良を
ひきおこすことがあります。
もちろんこれはファブリーズに限らずあらゆる同様の商品で起こることでしょう。
 
世の中、生活をより良いものにしようという製品であふれています。
しかしそれが仇となる結果を引き起こすこともあるようですので、慎重に使用していく
必要があります。

 
ただし、これは問題ない人は使ってもいいと思いますよ!
否定しているわけではないということを最後に伝えておきます。
 
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スキニージーンズで神経障害

以前より女性の間で人気流行中のスキニージーンズ。
  
英医学誌がスキニージーンズによる健康被害の報告をおこなった。
スキニージーンズを長時間はいてしゃがみこんでいた女性が、その後歩いた際に足の感覚がなく、
倒れて歩けなくなってしまったというのだ。
女性の足はつけねから膨れ上がり、血中のCK値が上昇していたとのこと。

 
長時間足が絞扼されていたことによる神経、筋肉障害、またそれに伴う様々な障害が引き起こされた結果である。
 
女性は「おしゃれのためには我慢」といってヒールの高い靴を履いたり痛みを我慢することが多いようですが
気を付けないといけないですよね。

 
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新専門医制度の病院に与える影響

新しい専門医制度が病院に与える影響も大きい。
後期研修医プログラムの認定条件として、施設に内科専門医の在籍が必要となる。したがって内科専門医の人数が足りないと後期研修医を採用できないという事態が
生じます。
各病院は内科医師に専門医取得を促している状況です。
これには比較的若い医師は積極的に勉強しているようだが、中堅以上の医師は今さら勉強する体力はない、といった様子。
  
したがって、新しい専門医制度によって恩恵を受ける病院と逆に損をする病院に分かれてきます。
 
大学病院クラスの大きい病院は専門医も多いため多くの後期研修をを受け入れることができます。
 
内科専門医がいない可能性のある比較的小さな病院や地方の病院ではこれまでのように後期研修医を受け入れられない可能性があります。
地域医療を志すドクターにとっては働きたくてもそこで働けないという状況がうまれてしまいます。
 
スーパーローテートのシステムがかわってから医局が崩壊するといわれていましたが、実際に崩壊することはなくむしろたくさんの弊害が生じました。
その一つとして大学病院で後期研修をうける若い医師が減ったことです。
やはり日本の医療を支えているのは大学病院です。
そこから人が減ってしまうのは日本医療にとってマイナス。
新しい専門医制度は大学病院を再生しなおすきっかけにもなるかもしれません。

  
 
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